競馬事情通・覆面馬主7号


覆面馬主7号●プロフィール:合言葉は「はいどーん」競馬は簡単じゃ! 某ブログランキングサイトで上位をキープしていた「競馬事情通」こと覆面馬主7号。 その発言は予想にとどまらず人生論や哲学に及ぶことも……。独特の語り口調と、ビッグレースで発揮される勝負強さも相まって多くの競馬ファンを魅了している。

POG2023-2024のツボ:POGは楽しみながらできる競馬の予習だね。勝ち負けも大事なんだけど俺は基本的には「新種牡馬」を狙いつつ「特定の繁殖牝馬(兄弟)」を追い続けることが「タテの比較に対する知の強化」をしてくれると思ってる。同じ厩舎を追ったり、若手厩舎を指名するのもその厩舎の傾向を捉える意味で、実際に馬を持つときや馬券を買う時にとても役に立つからね。そんな視点で「クラブ馬」を追ったらとても楽しめたよ。

ミッション
「一口クラブ所属馬」

-現役馬主が「出資したくなる」30頭-

厩舎の特徴を掴むきっかけに

ソウルアンドジャズ(牡)

父:ブリックスアンドモルタル母:ナスノシベリウス厩舎:美浦・武井亮生産:グリーンファーム馬主:ハシモトファーム

期待の新種牡馬「ブリックスアンドモルタル」に現役時代好きだった「ナスノシベリウス」の組合わせ。ハシモトファームは俺らみたいな個人馬主が買いやすい面白い馬を数多く生産してる注目牧場の内の一つなんだよね。大手牧場ほどのインパクトはないかもしれないが、穴牧場としてチェックしてみるのもいいと思う。そして、42歳にして10年目に入る武井調教師。ボチボチ重賞勝ちしてもいいと思ってるトレーナーだし、POG馬を追いつつ、より武井厩舎の特徴を掴むきっかけにしたい。

骨格が良くてトモもバリッとしてる

ヴィスマール(牡)

父:ブリックスアンドモルタル母:オーマイベイビー(母父:ディープインパクト)厩舎:栗東・奥村豊生産:ノーザンファーム馬主:キャロットファーム

新種牡馬「ブリックスアンドモルタル」の一番馬を目指せるんじゃないかと思って狙った馬。兄にステラヴェローチェが居る血統で父がバゴからブリックスアンドモルタルへ。適距離はマイルくらいになるかもしれないが、母父ディープとの相性は高いと踏んでる父だし新馬戦から楽しみな馬。骨格が良くてトモもバリッとしてる好馬体。奥村豊調教師も若手調教師では期待しているうちの一人。これから重賞をバリバリ勝っていく厩舎になるんじゃないか、と思ってるので厩舎も含めて楽しみ。

ここで、この配合へスイッチは熱い

カルデア(牡)

父:ブリックスアンドモルタル母:サラフィナ(母父:Refuse to Bend)厩舎:栗東・友道康夫生産:社台ファーム馬主:インゼルレーシング

母サラフィナからは「爆発馬」が出て来てくれそうな期待を持ってたんだけど、ここで「ブリックスアンドモルタル」を配合して来たのが熱い。過去、ディープインパクト、キタサンブラックと名種牡馬を配合してきているのに、ここでサンデー系ではないブリックスアンドモルタルにスイッチ。しかも、2022年生まれの妹も同じブリックスアンドモルタルを続けて配合しているあたり、このカルデアが「良い馬」だったから同じ種牡馬を続けたとみて間違いなし。世界の友道厩舎に入ったのも期待の一因。

入厩馬のレベル向上がかかる1頭

ベルウェザー(牡)

父:ニューイヤーズデイ母:ヴィラ(母父:ディープインパクト)厩舎:栗東・茶木太樹生産:ノーザンファーム馬主:DMMドリームクラブ

ニューイヤーズデイも母父ディープを活かせるんじゃないかと思っている楽しみな種牡馬。ベルウェザーはクラシック路線というより「マイル路線」で早くから活躍してくれそうなイメージで選んだ馬。ルークズネスト、ペコリーノロマーノの下でスピードを内包した血統ってのも魅力。牧場サイドも兄弟が走ってる馬に新種牡馬を配合するのは期待の表れだと思ってるし、これまた若手の「茶木厩舎」っていうのもいい。若手調教師も「ここで結果を出す」ことで、今後の「ノーザン系生産馬の入厩馬レベルが変わる」ことは分かってるから、一生懸命やってくれるとみている。

なんとも“エロい”配合でマイルGI狙い

トラペジスト(牡)

父:ニューイヤーズデイ母:ルシルク(母父:Dynaformer)厩舎:栗東・音無秀孝生産:社台コーポレーション白老ファーム馬主:シルクレーシング

母ルシルクはもう高齢の繁殖だけど、安定的な仔出しでとてもいい繁殖だと思う。兄にブレイクランアウトがいて、どこかでもう1頭重賞に届く馬が出て欲しいと思ってた牝系。母系はヴァイスリージェント、ロベルトとスピードの持続性に富んだイメージで、そこにマキシマムセキュリティを輩出したニューイヤーズデイを配合したところがなんとも「エロい」と思えたんだよね。恐らくは「東京マイル」がベストな配合だと思うし、朝日杯FS→NHKマイルCという路線で活躍してくれるのではないかと期待。

これまた“エロい”配合、妄想が爆発する

レグラデオロ(牝)

父:レイデオロ母:イルーシヴグレイス(母父:ディープインパクト)厩舎:美浦・蛯名正義生産:ノーザンファーム馬主:シルクレーシング

2023デビューの新種牡馬の中で一番期待しているのが「レイデオロ」。そのレイデオロ産駒から4頭指名しているがその内の1頭。母父ディープインパクトとの配合は漏れなくディープインパクトの母=「ウインドインハーヘア4×3」という牝馬クロスが出来る「エロい血統構成」が出来上がる。俺は血統を評する時「エロい」と表現をするが、これは「脳内で期待値や妄想が爆発する」という意味での最上級の誉め言葉だと思っている。近親にアドマイヤビルゴ・サトノソロモンがいる血統で、ぼちぼち血が爆発する可能性を秘めた配合だと思って指名。お母さんのイルーシヴグレイス自身小さい馬だったのでそこまで馬格は大きくならないかもしれないが、その分「キレッキレ」の馬になって欲しい。

バランスの良い馬体に仕上がり早の厩舎

エルサビオ(牡)

父:レイデオロ母:ギーニョ(母父:サンデーサイレンス)厩舎:栗東・中内田充正生産:ノーザンファーム馬主:キャロットファーム

トゥザヴィクトリーを全姉に持つギーニョにレイデオロの配合。この牝系は説明不要の広がりを見せる母系だし、デニムアンドルビーやトゥザワールド、クラージュゲリエなども輩出している母系。募集時のバランスの良い馬体写真を見て、更に中内田厩舎への入厩であれば「仕上がりも早いか!」と期待しての選出。ギーニョのオーナー金子さんが手放している繁殖ではあるけど、ここで爆発したか!という事に期待したい。

ゴルフ宮里3兄妹に通ずる育成の継承

アスロス(牡)

父:レイデオロ母:ステラリード(母父:スペシャルウィーク)厩舎:栗東・矢作芳人生産:木村秀則馬主:広尾レース

キングエルメスの弟で広尾×矢作厩舎の組合わせ。兄弟で同じ厩舎というのはその兄弟との比較も出来るし、やはりその点は有利。ゴルフの宮里3兄妹の父宮里優氏の指導方法を後に宮里藍が「長兄聖志で実験し、次男優作でそれを修正し、私が完成型を教えてもらった」と語っているが、馬の育成にもそれは当てはまると思っている。
個人的に「母父スペシャルウィーク」という配合、そしてミスプロの4×5×5というのも、スピードの底上げに寄与してくれると考えている。

めちゃくちゃエロい名牝の4×3

ロイドール(牡)

父:レイデオロ母:ユイフィーユ(母父:ディープインパクト)厩舎:栗東・武幸四郎生産:三嶋牧場馬主:インゼルレーシング

レイデオロ産駒指名馬の内の1頭であり、「ウインドインハーヘアの4×3」が出来る配合馬2頭の内の1頭。ボトムラインはドイツの血で、そこにディープインパクトを経由しレイデオロが配合されたこれも「めちゃくちゃエロい血統」だと思っている。三嶋牧場と言えば最近はファストフォース、メイショウハリオ、ダノンキングリーといったGI馬や、アートハウスやテーオーロイヤルなどの重賞常連馬を輩出し名門牧場として一段上がった印象。高齢の母母からサウンドビバーチェが出ているあたり、やはり「爆発」の可能性がある母系だと思う。ウインドインハーヘアの牝馬クロスの象徴的な馬になって欲しい。

“穴馬”としての資格は十二分以上

ライジングアロー(牡)

父:スワーヴィリチャード母:クイックリトルミス(母父:Freud)厩舎:栗東・庄野靖志生産:ノーザンファーム馬主:キャロットファーム

スワーヴリチャードは現役時代大好きだった馬。その初産駒から「父と同じ庄野厩舎」に決まったライジングアローを選抜。やはり、父が居た厩舎にその仔が入厩するというのは、やはり「父と比較できる」という意味でも、期待をもって選ばれた馬だと思っている。その意味では「四位厩舎」に入る馬から選んでも良かったのかもしれないが、父に似たデカい流星、そして「Unbridledの4×3」という部分に魅力を感じ選出させてもらった。近親から大物馬はまだ出ていないが、その分「穴馬」としての資格は十二分以上にあるとみている。

個人馬主からすると、正直うらやましい

レガレイラ(牝)

父:スワーヴリチャード母:ロカ(母父:ハービンジャー)厩舎:美浦・木村哲也生産:ノーザンファーム馬主:サンデーレーシング

ディープインパクトの妹ランズエッジを母母に持つ血統。兄弟にドゥラドーレスが居る期待の牝系にスワーヴリチャードを付けてくれているのが何よりもうれしいわけだ。その馬が「ノーザンF×木村哲厩舎」に入厩するってのも胸アツだが、こういった「夢のある馬」がクラブ馬にいるっていうのは俺らみたいな個人馬主からすると、正直「うらやましい」んだよね。いつもは「クラブ馬には負けん!」と意地張って馬を走らせてるけど、いざPOGで選んでみると、それはそれでめちゃくちゃテンション上がるわけだよね。俺は今後も一口に手を出すことは無いと思うけど、POGならこういう馬を素直に応援できてうれしいよ。

父の全兄弟シャフリヤールを彷彿

エルミラージュ(牡)

父:アルアイン母:エラクレーア(母父:Raven’s Pass)厩舎:栗東・池江泰寿生産:ノーザンファーム馬主:サンデーレーシング

胸アツ新種牡馬の1頭だと思っているアルアイン。今回アルアイン産駒からは2頭選ばせてもらった。2頭とも「父の預託厩舎」だった池江厩舎への入厩馬から選んだがその内の1頭。選んだ理由は「母系の血がエロい」と思っている事。「母母父にGalileo」「母父にRaven’s Pass」にアルアイン。もうねこんなの俺レベルの個人馬主じゃ手が出ない馬なわけで、募集写真の品のある立ち姿に一目惚れよ。キレ&スピードのありそうでまとまった身体に後肢2本のソックスを見ると、なにかアルアインよりも、アルアインの全兄弟シャフリヤールを彷彿とさせるんだよね。楽しみな一頭!

池江厩舎は、どっちのアルアインを活かすか

ワイマング(牡)

父:アルアイン母:レディオブヴェニス(母父:Loup Solitaire)厩舎:栗東・池江泰寿生産:社台コーポレーション白老ファーム馬主:GIレーシング

アルアイン指名馬の内のもう一頭。今回は池江厩舎のアルアイン産駒にこだわって2頭選ばせてもらったがこの馬も面白いと思っている。そのツボは「ボトムラインのLyphardの血を刺激してる配合」という点かな。ディープを直接つけるよりも「ディープの仔」をつけることで「ちょうどいい刺激」になるんじゃないかと思ってね。母レディオブヴェニスの産駒は初仔のアクションスターから期待を持って見ていたし、池江厩舎が「どっちのアルアインを活かすか」というのも見ていて面白そう。アルアインの1番馬になれるか、楽しみな一頭。

ミーハーに映っても、やっぱり選びたくなる

コンドライト(牡)

父:ドゥラメンテ母:アエロリット(母父:クロフネ)厩舎:美浦・菊沢隆徳生産:ノーザンファーム馬主:サンデーレーシング

爆発期待のドゥラメンテ選出馬5頭の内の1頭。アエロリット×ドゥラメンテ。なんと夢のある配合だろうか。スピードの持続力と血の爆発力。得てして走った牝馬の仔はあまり走らないなんていうことを言われることもあるけど、アエロリットは良い仔を出すと思うんだよね。「サンデーの3×4」でより瞬発力を補強し、馬体はいかにも「スピード満載」といった感じで、初仔から品のある仔を出したよね。誰もが選びそうなミーハーな選出に映るかもしれないけど、やっぱり選びたくなるだけの馬だよ!

いい意味の“牛感”×瞬発力=バケモノ

ウィープディライト(牡)

父:ドゥラメンテ母:ウィープノーモア(母父:Mineshaft)厩舎:栗東・池添学生産:ノーザンファーム馬主:DMMドリームクラブ

爆発期待のドゥラメンテ選出馬5頭の内の1頭。調べてみると「旋回癖」を持っているらしいんだけど、心配はそこくらいかな。そういうタイプの馬に兄弟で携わってくれる「池添厩舎」なら問題ないかと思い指名。馬体はいい意味で「ドゥラメンテの【牛感】がある馬」だと思ってるんだよね。牛と言われると「バカにしてるのか!」と思われるかもしれないが、全くそうではなく「そこに瞬発力が加わるとバケモノになる可能性がある馬」として俺はよくそういう表現をしてしまう。狂気の血「ドゥラメンテ」がその「瞬発力」を引き出してくれそうな配合だし、期待大!

よりパワフルかつタフな馬に出ている

ルージュグレイシア(牝)

父:ドゥラメンテ母:ドライヴンスンノー(母父:Storm Cat)厩舎:美浦・高柳瑞樹生産:社台牧場馬主:東京ホースレーシング

爆発期待のドゥラメンテ選出馬5頭の内の1頭。ドゥラメンテ産駒でルージュスティリアの妹というだけで選ぶ価値はあると思っている馬。そしてドゥラメンテ産駒の牝馬という意味でスターズオンアースの管理厩舎である「高柳瑞厩舎」というのも、期待が高まる1頭。募集時の写真を比較してみても、ディープの切れ味からドゥラメンテの爆発力に替わることで、よりパワフルかつタフな馬に出てるように映る。

牧場サイドの想いが伝わる期待の血

ルージュプレジール(牝)

父:ドゥラメンテ母:サンドグロース(母父:Mr. Greeley)厩舎:田中克典生産:辻牧場馬主:東京ホースレーシング

爆発期待のドゥラメンテ選出馬5頭の内の1頭。これは辻牧場で実馬を見たことがあるんだけど、めちゃくちゃ品のある馬。スラッと脚長でバランスが良くて綺麗な馬だなぁと思ったんだよね。募集時はそれほど大きくなかったみたいだけど、グンと成長してるみたいだしね。そして「若手調教師有望株」の田中克厩舎だし、楽しみな一頭。牧場サイドとしてもクラブに売ったということは「繁殖として戻してほしい」ということを含めこの血に期待していると思うし、爆発して欲しい!

選んだドゥラメンテ産駒の中で一番好み

フライフリーダム(牡)

父:ドゥラメンテ母:ノヴァホーク(母父:Hawk Wing)厩舎:高柳瑞樹生産:社台ファーム馬主:社台レースホース

爆発期待のドゥラメンテ選出馬5頭の内の1頭。これは「ミスプロの4×4」の部分が爆発力をけん引してくれるんじゃないかと期待して選んだ馬。これもスターズオンアースの高柳瑞厩舎だし、馬体的には選んだドゥラメンテ産駒の中で一番好み。近親がそれほど走っていない状況というのも人目に付きにくいし、サンデー系種牡馬よりもキンカメ系の方が良いんじゃないかと思ってる母系なので、ここで大爆発が起こってもおかしくないと思っている。

雄大な骨格に瞬発力を秘めてそうな飛節

ウールデュボヌール(牡)

父:キタサンブラック母:サンクボヌール(母父:ハービンジャー)
厩舎:栗東・須貝尚介生産:社台コーポレーション白老ファーム馬主:GIレーシング

今や押しも押されもせぬ大期待種牡馬となったキタサンブラックから選出した4頭の内の1頭。雄大な骨格を持つ馬体に瞬発力を秘めてそうな飛節に一目ぼれ。サンデーサイレンスの3×4の黄金配合だし、既に栗東坂路で51秒台で登坂していてスピードを感じさせてくれている点も素晴らしい。デビューも早そうなのに成長力もありそうな奥のある配合だし、距離の融通も利きそうな点も良い。桜花賞よりもオークス向きなんじゃないかと思ってるし、それでいてマイルもこなせるようなスピードを持ってると聞くだけでかなり期待してしまう馬。

大好きなヴィクティファルスの弟

スカイサーベイ(牡)

父:キタサンブラック母:ヴィルジニア(母父:Galileo)厩舎:栗東・池添学生産:ノーザンファーム馬主:GIレーシング

今や押しも押されもせぬ大期待種牡馬となったキタサンブラックから選出した4頭の内の1頭。この馬は俺の大好きなヴィクティファルスの弟ということで指名させてもらった。ヴィクティファルス自身は気性的な問題で去勢されてしまったが、この馬は穏やかそうな顔つきが良いし、骨格はヴィクティファルスよりもゆったりしていて楽しみだと思えた馬。母父Galileo、母母シルヴァースカヤというのも激アツだし、ヴィクティファルス、シルバーステートを超えるような一頭になって欲しいと思い選出。

いい意味で緩さが加わった配合

ウインマクシマム(牡)

父:キタサンブラック母:コスモアクセス(母父:ロージズインメイ)厩舎:美浦・畠山吉宏生産:コスモヴューファーム馬主:ウイン

今や押しも押されもせぬ大期待種牡馬となったキタサンブラックから選出した4頭の内の1頭。ウインから選んだ「キタサンブラック」なんだけど、過去に見たキタサンブラックよりも筋肉量が豊富で早めから活躍できるんじゃないかと思えた馬。ここまで好走しているキタサンブラックは、2歳時は馬体がユルユルで仕上がりが遅いイメージなんだけど、この馬は母母父グラスワンダー、母父ロージズインメイのゴツさにキタサンブラックのいい意味での緩さが加わった感じで、丁度いい造りに見える。

名スプリンター同士×サンデークロスの妙

ロードヴェスパー(牡)

父:キタサンブラック母:エトワールブリエ(母父:ロードカナロア)厩舎:和田勇介生産:ケイアイファーム馬主:ロードホースクラブ

今や押しも押されもせぬ大期待種牡馬となったキタサンブラックから選出した4頭の内の1頭。この馬の選出の決め手は「サンデーサイレンス3×4」に加えて、母父が「ロードカナロア」である点。キタサンブラックの母父サクラバクシンオーのスピードとロードカナロアのスピードが掛け合わされるだけでも熱いのに、サンデーの3×4が加わって、どんな馬になるんだ!と期待を抱かせてくれる。預託厩舎も俺が美浦の若手厩舎で期待している和田勇厩舎だし、楽しみな一頭。

武英厩舎にモリアーナの弟で胸アツ

ガルデルクラージュ(牡)

父:ルーラーシップ母:ガルデルスリール(母父:ダイワメジャー)厩舎:栗東・武英智生産:ノーザンファーム馬主:シルクレーシング

モリアーナの弟が武英厩舎に入ってくるってだけで胸アツ。イチオシ若手厩舎であり俺の大好きなメイケイエールの管理厩舎である武英厩舎は徹底的に応援したい厩舎。このガルデルクラージュはモリアーナの父エピファネイアから、父ルーラーシップに替わったが、丸みのある身体でとてもバランスのいい骨格と筋肉量を持った馬。母父のダイワメジャー産駒のような詰まった感じも無く、距離の融通も利きそうでクラシック戦線をにぎわせてほしいし、皐月賞向きなイメージがした馬。

レベルの高い馬を預託されるきっかけに

ホークフィールド(牡)

父:キズナ母:カンビーナ(母父:Hawk Wing)厩舎:栗東・武英智生産:社台ファーム馬主:社台レースホース

武英厩舎応援選出の内の一頭。ファルコニア、トーセンカンビーナの下でくずの出にくい「カンビーナ」の仔。母カンビーナ自身アメリカンオークスの1着馬だし、GI馬を輩出してもおかしくないとみている繁殖。キズナの仔はディープボンド以外は牝馬の方が走るイメージがあるけど、兄ファルコニア同様早めから活躍してくれるんじゃないかとみている。こういった馬で結果を出せば社台やノーザンからの信頼も上がって、更にレベルの高い馬を預託されるきっかけになるし、頑張って欲しい。

直接見た馬に“隔世遺伝”を期待

レッドセラス(牡)

父:ハービンジャー母:アストライア(母父:キングカメハメハ)厩舎:美浦・大竹正博生産:辻牧場馬主:東京ホースレーシング

この馬は辻牧場生産馬で直接見た事がある馬。凄くバランスが良くて、母母にハープスターを持つ血統。人間も馬も「隔世遺伝」はよくある話で、母アストライア自体は競走成績が振るわなかったが、得てしてこういうところで「爆発馬」が出ると思っている。ベガの孫にハープスターが出たように、ハープスターの孫にこそあの強烈な末脚が遺伝してくれているのではないかと思いたいわけだ。

こういう馬を個人で持てると楽しい

トラウムライゼ(牡)

父:モーリス母:ファイナルドリーム(母父:Frankel)厩舎:栗東・池江泰寿生産:辻牧場馬主:DMMドリームクラブ

辻牧場で直接見た馬シリーズ。迫力あって良い馬だなぁと思ったんだよね、この馬。母父Frankelにモーリスっていうだけで、世界のマイラーに君臨してもおかしくないと思えちまうわけだよね。実際に筋肉量も豊富でパワー満載といった感じの馬。少し肩がごつごつした感じもあるから「ダートなのか?」という気がしなくもないけど、だとしたらそれはそれで「UAEダービー」からのケンタッキーダービーという路線もあるし、地方のダート路線も大変貌してるし、楽しめる幅は広いと思う。こういう馬を個人で持てると、楽しいんだよなぁ!

ウシュバテソーロを超える馬に

アルシミスト(牡)

父:オルフェーヴル母:ミセスワタナベ(母父:Tapizar)厩舎:美浦・木村哲也生産:ノーザンファーム馬主:キャロットファーム

この馬は「オルフェーヴルの爆発パターン」を研究して選出した馬。Tapitの牝系なので「ダート」の可能性もあるけど、馬体を見る限りは肩の角度も好きな感じで、繋ぎもそれほど立ってないので2、3歳は芝でも戦えるんじゃないかと思って選出。オルフェーヴルに似た綺麗な栗毛で、筋肉量も豊富。世界を制したウシュバテソーロを超える馬になってくれないかと期待。ムラのある種馬だけど、母系にアメリカ血統を持ってくることで「爆発の可能性を上げる」と思ってて、楽しみな一頭。

自分じゃ買えないレベルの馬

フォルラニーニ(牡)

父:エピファネイア母:リナーテ(母父:ステイゴールド)厩舎:美浦・手塚貴久生産:ノーザンファーム馬主:サンデーレーシング

エピファネイアからも選びたくて探しまくって選んだ1頭。まずはエピファネイアの走る条件「サンデーの4×3」を持ってる事に加えて、母母マルペンサ。つまりは近親に大好きなサトノダイヤモンドがいる血統で、従弟にはホープフルSで穴を運んできてくれたドゥラエレーデ。母リナーテ自身も好きな馬だったし、母父ステイゴールドというのも「狂気」があって良いよね。馬体も真っ黒で左後一白のかっこいい馬。自分じゃ買えないレベルの馬だけに、こういう馬には引かれちまうね!

こういう繁殖牝馬を持つと本当に楽しい

シークレットレーン(牝)

父:キズナ母:カウアイレーン(母父:キングカメハメハ)厩舎:栗東・矢作芳人生産:社台ファーム馬主:社台レースホース

母母シルバーレーンの母系も素晴らしい広がりを見せているよね。ブラックホーク、ピンクカメオ、そして母カウアイレーン。兄はステイフーリッシュを筆頭にくずを出さないもんね。こういう繁殖牝馬を持つと本当に楽しいんだよね。そんなカウアイレーンにキズナが配合されたわけだが、2022年生まれの弟も続けてキズナが付けられた。つまりはこの仔が良い感じで出てきたから翌年も付けたというパターン。キズナは牝馬が走るし、矢作厩舎に入るなら楽しみな一頭だよね。世界の矢作がどう成長させてくれるか。楽しみな一頭。

“馬バブル”で満杯のなか、この厩舎ということは…

ラコルネータ(牝)

父:ロードカナロア母:ラコロネル(母父:Colonel John)厩舎:栗東・中内田充正生産:ケイアイファーム馬主:ロードホースクラブ

この馬の母「ラコロネル」は、ロードカナロアを活かすために輸入して来た繁殖なんだと思うんだよね。初年度から徹底してロードカナロアが配合されてて、ケイアイファームとしても、期待している繁殖だと思うんだ。そんな馬が「中内田厩舎」に入るわけだ。つまりは「良い馬」ってこと。なぜか?今は馬主も増え、馬も売れている「馬バブル状態」が到来している。つまりは、厩舎がどこもかしこも「満杯」なんだよね。そんななか2歳時から走らせるのが上手い中内田厩舎が「姉が地方馬のこの馬の預託を受ける」ってことは、そういうことでしょ。第1仔は小さく出ることがあって、姉は410キロ前後の馬だけど、2番仔は母馬の腹袋がデカくなって仔出しも良くなるし、そこに期待!

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